はじめに

岩手県陸前高田市にて3泊4日の「わたみ自然学校」を開催し、小学校4年生~6年生36名が参加いたしました。
陸前高田わたみ自然学校では、自然との触れ合いを通じて命や夢の大切さを学び、ワタミが運営するオーガニックランドでの収穫体験や三陸の海でのワカメ芯抜き体験など様々なプログラムを行いました。
ご応募いただきました皆様、お子様を送りだしてくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

わたみ自然学校 スタッフ一同

岩手県陸前高田市(りくぜんたかたし)は、岩手県南東部にある、太平洋に面する市です。旧陸前国気仙郡に属し、隣接する同県大船渡市や宮城県気仙沼市とともに、三陸海岸のうち陸前海岸北部の中核を成す市です。
東日本大震災による津波で大きな被害を受け、復興や内陸への市役所移転など将来に備えた防災・減災に取り組んでおられ、また、北上山地の南端部に位置し、氷上山などをはじめとする山地、豊かな緑や水を育む気仙川注ぐ広田湾、なだらかな斜面や低地が広がっています。
市の総面積は231.94平方キロメートルで、市域は東西約23キロメートル、南北約21キロメートルに及び、その約7割を森林が占めています。

陸前高田市 全景

集合&出発DEPARTURE

東京駅に集まった子どもたちは、
親元を離れての旅行が初体験の子も多く、
初めて会う友達との集団行動に少し緊張していました。

出発して間もなく
周りの友達との会話も弾み始め、
一ノ関駅に着く頃にはすっかり
仲良くなっていました。

バスの中では、3泊4日の生活の中での約束事を聞いて、
先生たちが考えたクイズやビンゴゲームをしました!

親元から遠く離れ、
岩手県陸前高田市に到着!

体験内容EXPERIENCE CONTENT

1日目

友達との出会い、夢を叶えるために

昼食(保護者からのお手紙)

陸前高田へ向かう途中、保護者からの手紙が添えられたお弁当を食べました。少しはにかみながら、嬉しそうに手紙を読んでいました。

昼食(保護者からのお手紙)
野外炊事でカレーライスづくり
野外炊事でカレーライスづくり

宿泊先に到着後は、初日の晩御飯づくり。班ごとにカレーライスを作りました。火起こし担当、ご飯担当、カレー担当とみんなで分担し、四苦八苦しながらなんとか大成功!
施設の職員さんも感心するほどの出来栄えでした。

ドリームタイム

夜は先生から子供たちに「夢」の大切さを伝える、ドリームタイムが開催されました。夢を考える上で大切な5つのキーワードを、あの有名なアニメの主人公になりきって教えてくれました。

ドリームタイム
星空観察
星空観察

曇り予報の夜でしたが、奇跡的に一瞬雲が晴れ、きれいな星空を見ることが出来ました。講師の方のアシストもあって、みんなの思い出に残る時間となりました。

2日目

津波伝承館を見学し、自然や命の大切さを学ぶ

東日本大震災津波伝承館見学

震災でたくさんの尊い命が失われた事を知り、自然といかに共存するか、命の大切さを学ぶ機会となりました。

東日本大震災津波伝承館見学
震災復興祈念公園パークガイド
震災復興祈念公園パークガイド

震災遺構を見学し、子どもたちが生まれる前に、陸前高田市でどんなことがあったのかを学びました。そして大切なことは「勇気をもって逃げること」だとガイドさんから教えてもらいました。

校長先生とのふれあい

ワタミが運営する「ワタミオーガニックランド」にて、「わたみ自然学校」渡邉美樹校長から命や夢の大切さを聞き、一緒に植樹活動をしました。

校長先生とのふれあい
市長表敬訪問
市長表敬訪問

4日間お世話になる陸前高田の市長さんへご挨拶を兼ねて、市役所を訪問しました。陸前高田のおすすめのお土産などを教えてもらいました。また、今回特別に市役所内にある議場も見学させてもらいました。

野菜収穫体験

ワタミオーガニックランドで、皆でハンバーガー作りを体験。昼食後は野菜収穫も体験しました。自分で収穫した野菜は、親御さんへお手紙を添えて発送しました。

野菜収穫体験
キャンドルファイヤー
キャンドルファイヤー

夜には雨が降り始め、ワタミオーガニックランドのハウスからイルミネーションを見ながら、キャンドルファイヤーをしました。しっぽりした空気の中、どこかから鈴の音が聞こえ「夢の神様」が登場。子どもたちに夢を描くことの大切さを語りかけました。真剣な顔で聞いた子どもたちは、夜寝る前に、自分の夢について作文を書きました。夢の神様の言葉が響いたためか、みんながすらすら書いていました。

3日目

みんなと楽しく体を動かし、夏の定番イベント

体育館でのアクティビティ

外はあいにくの雨で、海でのいかだ体験は止む無く中止。
宿泊施設にある大きな体育館で、みんなでマイムマイムを踊ったり、チーム対抗のポールヒットゲームをしたりしました。

体育館でのアクティビティ
ワカメ芯抜き体験
ワカメ芯抜き体験

岩手県陸前高田市と宮城県の県境に広がる広田湾で採れるワカメの、固い芯の部分を手で取り除く芯抜き体験をしました。子どもたちは小さい手で器用にワカメの芯を取っていました。

作文発表

午後は旅館に移動、貸し切りです!前の晩に書いた将来の夢についての作文を、一人ずつみんなの前で発表しました。思いの込められた夢を発表する姿はとても頼もしく、それぞれ個性が輝いていました。

作文発表
すいか、花火を堪能
すいか、花火を堪能

雨が一時的に止んだタイミングを見計らって、みんなで花火をしました。夕飯後は夏定番のすいかを食べて、季節を味わいました。

4日目

自然との関わり、4日間の体験と沢山の学びを発表

学びの森で森林再生見学

市内にある「学びの森」の中に入って、沢山の木がどのように活用されているかお話を聞き、その後は伐採の様子も見学させてもらいました。

学びの森で森林再生見学
報告会
報告会

東京に帰ってからは4日間で一番印象に残った出来事や感じたこと考えたことを、紙芝居や劇などで班ごとにまとめ、大勢の保護者や運営スタッフの前で発表をしました。久々の再会、成長した子どもたちの姿に、目を細める保護者様の姿がありました。

参加スタッフの声STAFF VOICE

  • voice01

    毎秒毎秒これまで感じたことのない感情の連続でした。初対面でもあっという間に仲良くなったり、先生にもすぐに懐いてくれる様子に驚かされたり、いつもはやんちゃな子が作文発表ではしっかり自分の言葉で伝えている様子に胸が熱くなったり本当に子どもたちは宝なんだと実感した4日間でした。環境が人を成長させること、どんな人にも輝ける特技・胸に秘めた熱い想いがあることを学びました。参加した子どもたちの将来が本当に楽しみです。

    安達 沙紀(宅食営業サポート企画課)

  • voice02

    自然学校を通じて、子どもたちの素直さにとても驚かされました。自分の気持ちを飾らず率直に伝え、喧嘩をしてもすぐに仲直りできる姿は、大人が見習うべき点だと感じました。また、初日は「ママがいないから帰りたい」と泣いていた子が、4日間でたくましく成長していく姿を間近で見て、子どもの成長する力の大きさを実感しました。私自身も、その姿に勇気と刺激をもらい、「もっと挑戦し、成長していきたい」と強く感じる貴重な学びとなりました。

    山之城 隆司(SUBWAYヨコハマベイサイド本店)

  • voice01

    子供達は本当に素直で、自身の「したい」をいつもその場で表現していました。体力も相当なもので圧倒される毎日でした。一方で吸収力も早く、相手を思いやる気持ち、チームワークなど、時間が経つにつれて物凄いスピードで成長していました。感受性も豊かで、表現力も常に全力です。私も大人になり、抑えるところが多くなっている自分に気がつきました。全てにおいて人生で一番の経験になりました、ありがとうございました!

    丸山 哲明(居酒屋3部1エリア)

事務局担当者後記

今年も多くの皆様の御協力のおかげで、無事開催を終えることができました。
夢を持つことの大切さ、夢のかなえ方について学び、全員がみんなの前で自分の夢についての発表をしました。
成長のスピードや大きさは一人ひとり違いますが、
発表を通してそれぞれが「自信」を手にいれたように思います。

36人の子供たちの変化に関わらせていただけたことは、
私たちにとって大きな経験です。「夢を持つことで、人は成長する」そのことを確信できる時間でした。
あらためまして、関わってくださった皆様、送り出してくださった保護者の皆様、参加してくれた生徒たちに、心よりお礼を申し上げます。

教頭:亀本 伸彦(みんなの夢をかなえる会)