はじめに
11月に千葉県山武市にて1泊2日の第27回「わたみ自然学校」を開催し、小学校4年生~6年生が参加いたしました。
ご応募いただきました皆様、お子様を送りだしてくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
※8月に岩手県で「陸前高田わたみ自然学校」を開催予定でしたが、太平洋沿岸に津波警報が発表されたため、延期いたしました。
わたみ自然学校 スタッフ一同
ワタミ本社のある大鳥居駅に集合、
千葉県山武市へはバスで向かいました。
バスの中では豪華景品をかけ、
班対抗で先生たちが考えたクイズや
オリジナルじゃんけん大会で
大いに盛り上がりました!
収穫体験
山武農場に到着後、有機野菜の収穫体験をしました。人参、さつまいも、大根、里芋と沢山の野菜を収穫!夕食用にカレーライスとスイートポテトの材料を収穫し、命のつながりを学びました。

校長先生との
ふれあい
収穫体験後は「わたみ自然学校」渡邉美樹校長から命や夢の大切さを聞き、一緒に写真撮影をしました。

昼食
(保護者からのお手紙付き)
保護者からの手紙が添えられたお弁当を食べました。少しはにかみながら、嬉しそうに手紙を読んでいました。

森林再生活動
(枝打ち作業&間伐体験)
農場の近くにある日向の森(ひゅうがのもり)で、杉の木が育ちやすいようにのこぎりで胸の高さから下の枝を切る「枝打ち」という作業をしました。
また、みんなで切り込みを入れた大木に、途中から森林組合の方がチェーンソーで切り進め、最後はその木に繋がったひもをみんなで力を合わせて引っ張りながら切り倒す、間伐体験もしました。倒れる瞬間はドスンと地響きがして、とても迫力がありました。倒した木の年輪を数えて、この木は何年前から生えていたのかをみんなで学びました。

野外炊事
午前中に収穫した野菜を使って、カレーライス・サラダ・スイートポテトを作りました。班のみんなで協力して準備から片付けまで、全て自分たちでやりました。おかわりじゃんけんもして全部食べ切りました!

キャンドルファイヤー
夜は広場で花火に星空観察!夏に出来なかったことを全部しました!そのあとはキャンドルに火を灯してキャンドルファイヤー。先生たちが考えたゲームで、楽しい時間を過ごしました。
キャンドルファイヤーの終わりには「夢の神様」が登場。子どもたちに夢を描くことの大切さを語りかけました。

生活習慣
寝る前には、「自分からあいさつができたかな」「集合時間はまもれたかな」「ありがとうを素直に言えたかな」などを、今日一日を振り返りながらみんなで話をしました。先生からは「時間に遅れるとどうしてダメなんだろう」という話をしてもらい、時間の大切さを学びました。

朝の体操(ダンス)
眠い目をこすりながら朝のダンスをしました。先生が考えたオリジナルメドレー曲に合わせて、家で練習してきたダンスをみんなで踊りました。

特製朝ごはん
自分たちで好きな大きさ・好きな形に握ったおにぎりと、昨日農場で収穫した野菜のたっぷり入った豚汁を食べました。食べ終わった後は先生からの「お米一粒一粒を大切にしよう」という話を聞きました。

わくわくタイム
先生から子供たちに「夢」の大切さを伝えるわくわくタイム!夢の見つけ方には色んなパータンがあることを知って、自分の夢はどうやって見つけるかを考えました。夢がもうある人は、いつまでに何をしたらいいか年表を作成しました。

海でサンドアート作り
海へ移動するバスの中では、先生から「危険な魚」の話をしてもらいました。気をつけながら、みんなでサンドアート作りをしました。班で協力して様々な作品が完成。たくさんの現代アートができました!

報告会準備
期間中に【班で頑張ったこと】と【自分が一番楽しかったこと】をまとめて、自由形式で発表資料を作りました。なかなか案が決まらない班や、勢いよく書き進める班など、班のカラーが出ていました。

報告会
東京に戻ってきてからは、大勢の保護者や運営スタッフの前で発表をしました。ランキング形式で発表した班や、新聞のように発表した班もあり、目を細くする保護者様の姿がありました。


参加スタッフの声STAFF VOICE
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本来であれば陸前高田で3泊4日をかけて実施したかった内容を、1泊2日にぎゅっと凝縮しての開催。果たして子どもたちは仲良くなって打ち解けられるのか、伝えたい思いやメッセージはちゃんと伝わるのか。そんな開催前の私たちの不安などまるでなかったかのように、子どもたちは本当に全力の2日間を過ごしてくれました。子どもたちのまぶしく輝く姿を見て、たくさんの感動や気付きをもらう2日間となりました。自ら主体性やリーダーシップを発揮してくれた子どもたちには感謝しかありません。入社して16年の中で一番の思い出と言っても過言ではないくらい、貴重な経験となりました。
武井 一樹(店舗管理部)
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2日間、野菜の収穫、森での木の伐採、海でのサンドアート、夢について真剣に考えた時間。その他もどれも全力で取り組んでくれて、全ての時間、全員がキラキラ輝いていました。自然の中で笑顔と元気いっぱいの子ども達の成長に関わることができ本当に嬉しく思います。この先、そばで見守ることは出来ないけど子どもたち全員の幸せな未来をずっと応援しています。一緒に過ごした時間は忘れません。
河岸 江里子(宅食 石川津幡営業所)
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最初はよそよそしくて控えめだった子供たちも、企画が進むにつれて一体感が出てきて最後は大盛り上がりでした。自然や生物多様性の大切さ、仲間の大切さ、生活習慣の大切さ、夢を持つ大切さ等、教えれば教えるほどスポンジのように吸収してくれて、子供たちの成長力や素直さに改めて驚きました。最後の発表を見て、大切なことは全て伝わったと思えるような子供たちの成長を感じました。そして、私自身も大変勉強させてもらえました。
柳原 拓海(人事総務部)







